丸万コンクリートでは、補強部材を内蔵した薄肉プレキャストコンクリート製品である残存型枠ブロックを複数種類提供しています。エポキシ樹脂塗料であるWカチオン電着塗装処理が実施されており、取り外す必要がないため社会的コスト・環境負荷を低減し、作業の効率化に貢献します。
残存型枠ブロックの種類は、残存型枠工法によって製造された「プロテロック ピアスワンダー」と、残存化粧型枠工法で製造された「プロテロックメーク」の2タイプです。
プロテロック ピアスワンダーは現場の解体作業が不要で廃棄物が出ないため、工期の削減が可能。「ピアスタイプ」「ワンダータイプ」「ミニタイプ」と、現場の需要に応じたタイプが揃っています。プロテロックメークは廃棄物が出ないこと、工期の削減が可能であることに加えて意匠性に富んでおり、支保工となる形鋼・メッシュが内蔵されています。
昭和8年に創業し、地元の建設業者として社会構造の変化にも対応しながら歩んできた丸万コンクリート。コンクリートの二次製品の製造・販売を中心に手がけており、各種ブロック製品や側溝・浸透枡・擁壁など現場のニーズに合う製品を提供しています。
公益社団法人全国土木コンクリートブロック協会の会員として、大型積みブロックや消波根固めブロックを被災地の復旧工事のために提供。県内で発生した廃棄物を焼却灰として、リサイクル材につくりかえるSGDsへの取り組みも推進しています。2022年には「やまがた健康企業宣言事業所」にも登録されました。
丸万コンクリートが製造する残存型枠ブロックは、2種類の工法によって製造されています。残存型枠工法は機能性を、残存化粧型枠工法は意匠性を重視しており、それぞれNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています。
丸万コンクリートの残存型枠は、公園やダム、漁港や河川の堤防などさまざまな場所に利用されています。工期やコストをかけ過ぎずに施工ができることが特徴です。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
丸万コンクリートの型枠は、地元山形県をはじめ宮城県や秋田県などの周辺地域でも利用されており、機能性と意匠性をそれぞれ考慮して選ぶことができます。堅牢なコンクリートの製品でありながら、コストカットにも配慮されている製品です。
「プロテロック ピアスワンダー」「プロテロックメーク」のいずれもコンクリートの内部に特殊防錆処理を施しており、ダムや漁港など錆びつきが気になる場所にも利用可能です。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製