在来型枠大型パネルを使用したパネル化工法に対応しています。専用部材により簡単に型枠パネルを製作することができるため、現場作業の省力化や工期短縮が可能。建て込みや吊り上げも安全かつ容易に行うことができ、解体や転用も簡単です。
単独作業が多く作業に手間がかかる大型パネルの加工のほか、作業者の経験に基づいて行われる危険を伴う大型パネルの吊り上げなど、従来の大型パネル型枠の課題を解決することができます。
1917年創業以来、「安全・安心の提供を通じて社会に貢献する」を企業理念として、建設資材をメインとした事業を展開しています。仮設工事や地業工事、鉄筋工事やコンクリート工事、土木工事や耐震工事など、さまざまな現場のニーズに応える製品やサービスを提供。
数多くの製品や工法が評定書や認定書を取得しており、産業廃棄物を出さない製品の開発など、環境保全を意識した製品・サービスの提供にも力を入れています。
パネル化工法では、ジャックルが取り外せる位置にパネコンにてツリタイを設置。十分な強度があるため、ワイヤーロープを巻き付けるなどの作業なしで、より安全に大型パネルを吊り上げることが可能です。パネコンはハンマーで叩き入れるだけの簡便な施工で、端太材の解体なしで大型パネルの転用ができます。
合板との接触面積を大きくしているため、合板が損傷しにくいこともメリット。ハンマーで叩き入れるだけの施工で、スピーディーに型枠同士を連結することができる桟ドイッチという製品も展開しています。
公式HPにパネル化工法の施工事例に関する情報は見当たりませんでした。岡部のパネル化工法は、RC型枠工事における大型パネル化作業の省力化、安全かつ効率的なパネルの吊り上げ転用を目的としたもの。そのため、鉄筋コンクリート造の住宅建築などで施工事例が多いと考えられます。
型枠には、住宅建築のほかビル建築や土木建設などを目的として製造されているものもあります。そのため、建設物に合った型枠を手掛けているメーカーに依頼するといいでしょう。
岡部のパネル化工法は、現場における省力化や安全性や作業効率の向上を実現できる木製大型型枠パネルを使用するものであり、吊り上げ転用も可能です。一方で、耐久性に優れ、軽量かつ複数回の転用にも対応しているシステム型枠もあります。
熟練の技術なしで簡単に施工することができ、現場での取扱いが容易であることも魅力。既存の木製型枠とシステム型枠を併用することにより、作業効率の向上や工期短縮、型枠施工コストの削減が可能です。
選定基準として、2022年2月1日時点において「型枠パネルメーカー」でGoogle検索した型枠製品を扱うメーカー55社の中から、下記条件の型枠メーカーをピックアップしています。
・作業効率性として:システム型枠であること
・転用回数の優位性があるものとして:プラスチック製もしくは鋼製であること
・信頼性として:HPで施工実績が分かるもの
さらに施工事例から対応している建設物の多さから判断し、住宅・ビル・土木に選別。建て込み時の工数がより簡易なものをおすすめとしています。
※2022年2月1日時点