小川製作所でおもに製作しているのは、橋梁のPC桁を中心とした鋼製型枠です。少主桁・コンポ桁・ホロー桁といったポステン桁については、多種多様なニーズに対応するため、日々取り組んでいます。
他にもプレテン桁やワーゲン・PC版型枠などに関する相談が可能です。
小川製作所は、1955年4月創業の会社です。
鋼製型枠設計・製作のほかに橋桁架設用機材、各種クレーン設計・施工、検査路設計・施工、排水装置設計・施工、落橋防止装置・補修補強部材、機械式継手(CSジョイント)、H鋼横移動台車、橋梁一般部材、防錆技術、橋名板・橋歴板他各種名板などに関連した業務を行っています。
例えば、各種クレーン設計・施工では天井クレーンのほか、橋形クレーンといったものの設計製作が依頼可能です。大型のクレーン設計・施工にも対応しています。
検査路の設計や施工については、現場ニーズに合う形で橋梁を点検保守する際に必要となる検査路を設計製作しています。塩害地域の場合は防食性の高い材質や防錆仕様で対応するなどしているので、使用する環境に合わせて適したものを検討できるでしょう。
防錆技術については、インフラの長寿命化に貢献するための鋼構造物関連部材の新工法に取り組んでいます。各社の要望に合わせて防錆対策仕様を提案してもらうことも可能です。
製作する製品の中には、材質から相談できるものもあります。特殊仕様に対応してくれるものもあるので、既存の製品では自社のニーズに合わず困っているような場合も幅広く相談できるでしょう。
一般的に、周りが覆われている鋼製型枠だとコンクリートの打設充填状況がわかりませんが、鋼製型枠桁製品面に透明パネルを設置して中身が確認できる仕様にも対応しているのが特徴です。
コンクリートの打設充填精度向上を目指したい場合などに向いているでしょう。
ポステン桁型枠としては、九州新幹線、北陸新幹線、高速道路用、一般国道・県道用、海外向けにポステン型枠を納入した実績があります。
他、特殊型枠納入実績として押し出し型枠やPC床版型枠、その他が紹介されていました。橋梁工事関係に強みを持つ会社です。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
小川製作所は鋼製ラス型枠工事業に取り組んでおり、取り外しや処分を必要としない鋼製ラス型枠の製作・施工を行っている会社です。環境配慮・低コスト化・スピード化にこだわりたいと考えている企業に向いているでしょう。
システム型枠を選ぶ場合は、どういった建築物を予定しているのかによって適したものが異なるため、注意が必要です。
システム型枠メーカーを選ぶ際は、そのメーカーで得意としている建築物は何か確認した上で目的に合っているか検討してみると良いでしょう。自社のニーズに合わせて選択が必要です。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製