日鉄エンジニアリングは、現場でコンクリートを打ち込んで製作する埋設タイプの型枠を扱っています。
「エス・フォーム®」は、工場で製作した鋼製パネルを埋設型枠として壁高欄の外に設置できるタイプの型枠です。耐久性に強く、長期間の使用でも美観を損ねにくいことが特徴です。底版の上面から取り付けができるため、壁高欄外側に足場を設置する必要がなく、交通規制が伴う場所でも高所作業を大幅に省略。工期の短縮や施工の安全性の確保にも役立ちます。
エス・フォーム®が用いられた事例として、2008年に竣工した大分自動車道光吉ICのランプ橋の例が挙げられます。従来の鋼製型枠のように、パネルに補剛材を溶接する必要がないため、パネルのひずみ変形がほとんど発生しません。
引用元:日鉄エンジニアリング公式HP(https://www.eng.nipponsteel.com/business/building_and_infrastructure/bridge_products/s_form/)
日本製鉄グループの設備建設業者であり、1974年に(現日本製鉄)のエンジニアリング部門として業務を開始した会社です。アジアへと拠点を広げながら、鉄鋼・エネルギー業界を中心にニーズに応え続けてきました。
製鉄プラント・環境エネルギー・都市インフラ事業を中心に手掛けており、近年では廃棄物発電やオンサイトエネルギーなど環境に配慮した事業も手掛けています。
日鉄エンジニアリングの型枠「エス・フォーム®」は、日本製鉄が開発した高耐食性めっき鋼板「スーパーダイマ®」を使用しています。溶融亜鉛めっき鋼板の約30倍の高い耐食性能をもち、サビに強く耐久性にすぐれています。
※参照元:日鉄エンジニアリング公式HP(https://www.eng.nipponsteel.com/steelstructures/product/bridge/sform/)
公式HPでは、エス・フォーム®が橋梁製品の中に紹介されており、実際の事例でも橋に利用されているため、土木建設工事に対応していることがわかります。
型枠は建築物の大きさや環境、使用用途によって適合する素材が異なるため、建設物の特徴や目的に合致する型枠を選びましょう。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
日鉄エンジニアリングの型枠は、日本製鉄が開発した高耐食性めっき鋼板「スーパーダイマ®」が使用されておりサビに強いことが特徴です。
強度が求められる橋にも適しており、屋外で活用されている製品です。型枠の特徴をみても、施工に時間がかかりすぎず作業の安全性も確保できるため、メリットの多い製品といえるでしょう。
型枠選びは使用用途に適合するものはもちろん、コスト面や型枠のもつ強み、施工事例なども比較しながら選ぶことが大切です。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製
引用元:三基型枠工業
http://www.sankikatawaku.co.jp/
引用元:株式会社フォービル公式HP
https://kwa5ykjyax.lp-essence.com/
引用元:戸田工業株式会社公式HP
https://www.toda-mold.co.jp/