ペリー・ジャパンは、型枠業界における世界的企業「PERI」の日本法人。海外から様々な型枠を輸入し、販売・レンタルを行っている会社です。
会社のスケールが非常に大きいため、取り扱っている型枠の種類も非常に多彩。壁型枠、柱型枠、スラブ型枠、クライミングシステム、橋梁型枠、トンネル型枠などのカテゴリの中に、さらに細分化された様々な型枠製品を用意しています。
参考までに、こちらの画像でご紹介している型枠は「GRIDFLEX アルミ製スラブ型枠」。自由度の高いスラブ型枠システムで、持ち運びが出来るほどの軽量なアルミで構成されていることが特徴です。根太材と大引材が一体化されているため、在来工法における作業の省力化が実現します。
2006年1月に設立されたペリー・ジャパン。東京中央区に本社を置き、建設用型枠・支保工製品の輸入販売、レンタルなどの事業をメインに、国内の建設業者へ幅広く自社サービスを提供しています。
もともと同社は完全なる独立系企業ではなく、ドイツに本社を置く「PERI」の日本拠点として誕生した会社。「PERI」は、1969年に設立された建設資材を専門とする会社で、日本を含めて世界61ヶ国に支社を設置し、世界110ヶ所に物流拠点を展開するなど、建設資材の業界ではグローバルに活躍している企業です。
ペリー・ジャパンが目指すサービスは、堅牢で多目的な建設用型枠の販売はもちろんのこと、同社の製品を導入した業者における省力化、工期短縮、コスト削減、安全性の向上などの実現にあります。常に「お客様目線」を忘れない誠実な姿勢は、ペリー・ジャパンのサービスの一環です。
多彩な製品を展開し、それぞれに独自の技術を採用しているペリー・ジャパン。中でも特に、同社の主力製品の一つでもある「DUO」は、「壁と柱、そしてスラブにも使用できる」をコンセプトに、各種の最新技術を搭載した注目の製品です。
「DUO」の素材は、強度の高さと軽量さを兼ね備えたポリテック。ポリテックは多くの製品で採用されている素材ですが、経験の浅い職人でも簡単に施工できるよう、人間工学に基づいた形状となっている点が特徴です。非常に軽量なので、施工にクレーンは要りません。
「DUO」の他にも、同社ならではの技術力や視点を持つオリジナルの型枠が多彩に用意されています。
世界規模で活躍している「PERI」の型枠は、様々な建設現場で採用されています。公式サイトには、過去に同社が手がけたたくさんの施工事例が紹介されていますが、展開製品の種類が多いからこそ、多種多様な建設物やプロジェクトに対応できるでしょう。
参考までに、事例の中で紹介されている建設物は、住宅、高層ビル、タワー、文化施設、橋梁、トンネル、工場、倉庫、プラント、公共施設、インフラストラクチャーなど。同社が手がけた有名な建造物としては、大阪シティータワー、中之島フェスティバルタワー、北海道新幹線、ロンドンオリンピック選手村など。世界的な企業だけあり、スケールの大きいプロジェクトも手がけています。
茨城県にあるペリー・ジャパンのストックヤードは、敷地面積が実に30,000㎡。展示場や研修センターも併設し随時見学を受け付けているので、同社の型枠製品に関心のある方は、気軽に問い合わせてみてください。
現場に適切な型枠を選ぶには、「型枠どのような特性を求めているのか」という視点を持つことが大事。目的に合った型枠選びこそ、作業効率化・工期短縮・省力化につながるでしょう。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製