共和コンクリート工業では、残存型枠工として「EKウォール」「INSEM or LUC-SBウォール工法」「残置型枠ブロック」「RRRパネル工法」「ビオフィルム」「プロテロックピアス」「プロテロックメーク」「プロテロックワンダー」「ムジンガー」をそれぞれ取り扱っています。
EKウォールは連結金具が内蔵された残存型枠工で、安全に構造物の製造が可能。残置型枠ブロックは漁港の岸壁や物揚場などに設置するための製品で、施工効率・作業安全度の向上が期待できます。
「プロテロック」シリーズはいずれもコンクリート製の型枠で、取り付けやすさが魅力の「ピアス」支保工が内蔵された「メーク」防錆処理を施して耐久性を高めた「ワンダー」がラインナップ。作業用途や作業場所に応じた製品の選択が可能で、工法から残存型枠を選ぶことができます。
共和コンクリート工業は昭和30年に北海道札幌市で創業し、独自に開発した護岸用コンクリートブロックの製造・販売を手掛けてきました。現在ではコンクリートブロック業界の企業として日本全国に工場や支店を構え、護岸・擁壁・道路工事・消波根固用・農用地整備のための各種コンクリート製品の製造・販売を行っています。
土木建築用の製品を多数手がけてきたため自然環境にも配慮し、河川や道路に設置するための環境用製品の開発にも積極的に取り組んでいます。
共和コンクリート工業では、経年劣化とともに周囲の環境に調和する「ビオフィルム(※)」を扱っています。
コンクリート構造物の表面を天然多孔質素材に代えることで生物の移動を阻害せず、苔やツタなどの植物が付着しやすくなり環境に調和します。コンクリート建造物の建設にとどまらず、環境にあわせた緑化や環境保全にも効果が期待できます。
共和コンクリート工業の残存型枠は、漁港・砂防えん堤・渓流保全のための護岸工事などに利用されています。カラーバリエーションが豊富な「プロテロックメーク」は、公園や道路沿いなど景観を重視したい場所に用いられています。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
共和コンクリート工業の型枠は、複数の工法にあわせたラインナップが特徴的です。土木・河川・鉄道など事業にあわせた製品を展開しており、経年劣化にも対応可能な製品は長期的に使用でき、コストカットにも役立ちます。
近年では環境に配慮し、1977年から魚巣ブロックの開発・製造を行っています。社内の海洋水産部では、海藻や魚・貝類・イカやタコなど生物の種類にあわせた魚礁製品を取り揃えています。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製