ヤマウは、残存化粧型枠「ゆうパネル」「ストーンちゃん」を取り扱っています。ゆうパネルは、パネルの固定や設置に専用金具を使用していないため、現場のボルト締めなどの面倒な作業を省略することが可能。上下左右の凹凸を噛み合わせて組み立てることができるため、コーキングも不要です。
ストーンちゃんは、ブロック単体で自立することができ、無型枠、無足場工法であるため、省力化、省人化、省資源化が可能。連結金具で上下段を固定するため、作業を安全に行うことができます。
引用元:ヤマウ公式HP(https://www.yamau.co.jp/product/detail?freeword=&CategoryParent=&CategoryParent%5B%5D=24&TagFunction=)
ヤマウは1953年創業以来、半世紀以上にわたって土木工事や建築工事で使用されるコンクリート製品の製造、販売並びに技術サービスの提供を行っています。日本の気候風土や環境に配慮するとともに、省資源化を強く意識した製品を開発。
ごみ溶融スラグをリサイクル骨材として使用したり、型枠から専用金具を省いたりすることで、資源保護やコストカットを実施。コンクリート製品の施工、建築・土木工事設計コンサルタントなど多岐にわたる業務を展開しています。
ヤマウは、長年培ってきたコンクリート製造技術を活かして、さまざまなニーズに応じた新しい製品や工法の開発を行い、それらを複合的かつトータルに提案することができます。
建設現場で型枠を設置して打設する現場打工法ではなく、工場であらかじめコンクリート製品を製作して現場に運搬するプレキャスト化を推進。天候に左右されることなく高品質な製品を安定して供給することができ、省力化も可能。道路や河川、農業、港湾など、さまざまな建造物に工法を普及させています。
残存化粧型枠の施工事例として、砂防工事に玉石模様でゆうパネル採用した事例や火山砂防工事でストーンちゃんを施工した実績があります。ストーンちゃんは、従来の残存型枠の歩掛りが合わない国立公園が現場であったことから、現場に合った製品の提案により誕生したものです。
このように、型枠は現場の建設物に合ったものが必要であり、土木建設以外にも、住宅建築やビル建築に適したものがあります。対応建設物に合った型枠を選ぶことが大切です。
ヤマウの土木建設の現場で活用できる残存化粧型枠は、施工性や作業能率性が高いシステム型枠のひとつです。システム型枠は、ユニット化や複合化などにより、作業効率を向上させることで工数の削減や作業負担の軽減を実現することができます。
システム型枠や各型枠メーカーによって、住宅建築やビル建築など、建設物によって仕様が異なり対応の可否もあります。現場の状況に応じて適切なシステム型枠を使用することによって、作業効率アップやコストカットが可能です。
選定基準として、2022年2月1日時点において「型枠パネルメーカー」でGoogle検索した型枠製品を扱うメーカー55社の中から、下記条件の型枠メーカーをピックアップしています。
・作業効率性として:システム型枠であること
・転用回数の優位性があるものとして:プラスチック製もしくは鋼製であること
・信頼性として:HPで施工実績が分かるもの
さらに施工事例から対応している建設物の多さから判断し、住宅・ビル・土木に選別。建て込み時の工数がより簡易なものをおすすめとしています。
※2022年2月1日時点