大貫木材工業では、建築用の平パネル、土木建設用の高架橋パネル、PC工場用のパネルなどの木製型枠を取り扱っています。平パネルは形状に応じて釘の種類やピッチに配慮して組み立てているため、耐久性に優れているとともに多転用が可能です。
高架橋パネルは、滑らかに弧を描く美しいフォルムづくりにも貢献しています。また、しなやかで加工しやすい木製型枠の特性を活かし、工場加工用木製型枠にも対応可能。どのパネルも工期やコストを削減することができます。
1935年に製材工場として創業し、1959年からは木製型枠の製造に着手。1972年からは住宅用パネルの製造にも携わっており、建築・土木用型枠と住宅部材の製造、販売を一貫生産体制で行っています。
型枠、住宅パネルともに、現場の省力化や工期短縮、廃棄物削減をポイントに生産。品質にこだわり、現場で差がつく製品づくりがモットーです。創業以来80年を超える経験と技術力で現場のニーズに合った製品を提供しています。
長年の経験と蓄積されたノウハウ、技術力で独自の生産システムを構築。設計、製材、加工、組立を一貫して自社製造することにより、徹底的に品質にこだわっています。
自社専任スタッフがCAD/CAMシステム管理を実施。現場で作成したデータがあれば、大量の複雑な形状データでも製品化が可能です。また、立体的な形状解析データを加工機械と連動させることにより、型枠パネルの割付や加工図の作成に対応しています。
公式HPに木製型枠の施工事例に関する情報は記載されていませんでした。しかし、建築用平パネル、土木用高架橋パネル、PC工場用パネルと表記されているため、住宅建築、土木建設などにおいては施工実績があると考えられます。
型枠は素材の違いだけでなく、住宅建築、ビル建築、土木建設といった対応建設物による違いがあります。型枠メーカーに依頼する際には、建設物に対応しているかどうかを最優先に検討した方がいいでしょう。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
大貫木材工業が取り扱っている木製型枠は、軽くてしなやかな木材を材料としていることから、現場のニーズに合ったサイズや形状に加工しやすいことが特徴です。曲面をもつ構造物の型枠としても施工することができますが、それなりに技術を要することも。
一方、システム型枠は複雑な施工技術は必要ないため、熟練の職人でなくても施工でき、転用性に優れていることも魅力です。木製型枠とシステム型枠を使用すれば、コストを抑えられるだけでなく作業効率の向上が可能であるため、工期短縮にもつながります。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製