タカムラ総業では、残存化粧型枠「プロテロックメーク」を取り扱っています。防錆処理を施した補強材を内蔵した薄肉コンクリート製残存化粧型枠は、組立や加工が容易で取り外す必要がなく構造物と一体化できることが特徴です。
パネル表面に割石模様や本石張りなどの化粧が施されており、表面の美しい仕上がりで多彩なカラーバリエーションから選ぶことが可能。構造物の埋戻し面、中仕切り型枠として活用できる残存型枠「プロテロックピアスワンダー」も取り扱っています。
タカムラ総業は、残存型枠の研究開発及び残存型枠関連部材の販売を事業として展開。1998年に設立された全国型枠工業会の事務局を務めており、残存型枠や残存化粧型枠の品質・管理の統一や全国的な普及活動を行っています。
残存化粧型枠や残存型枠のほか、ピアストーン工法やWメル工法、メークハンガーシステムなど、残存型枠工法を活用した製品や工法を提供。伝統石工の匠の技を蘇らせた修景工法やカバーコンクリート構築工法などにも対応しています。
残存型枠を支える技術として、型枠内部の鋼製補強材にダブルコートカチオン電着塗装を採用しています。2種類の性能の異なる電着塗膜を形成することにより、端面の防錆性能を強化。
コンクリート標準示方書で推奨されているエポキシ樹脂塗装であり、コンクリート中が強アルカリ状況下であっても優れた防錆効果を発揮。コンクリートを錆による膨張破壊から守ってくれます。この技術は自商社業界でも採用されており、コスパが高いことも魅力です。
残存型枠、残存化粧型枠は、河川、護岸、水路、砂防、ダム、治山、道路、トンネル、橋、急傾斜、海岸、その他などで施工実績が多く、土木建設の現場で活用されています。ダブルコートカチオン電着塗装技術により、耐久性に優れていることが特徴です。
型枠には、金属やプラスチックなどを素材としたものもあり、住宅建築やビル建築などを対応建設物としているものもあります。型枠を選ぶ際には、建設物に合った型枠を手掛ける型枠メーカーに依頼することが大切です。
コストカットにつながる!
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型枠には、軽量かつ耐久性に優れ、熟練の技術がなくても簡単に施工できるシステム型枠があります。残存型枠と異なり解体が必要となりますが、作業が容易であることから職人の負担を軽減することが可能。
工数や工期を短縮できるとともに、何回も転用できることから型枠施工コストを抑えることも可能です。土木建設の現場でも活用できるシステム型枠を手掛けている型枠メーカーもあるため、建設物に合ったシステム型枠を選ぶようにしましょう。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製