型枠が壊れる現象は建設業界では「パンク」と呼ばれます。パンクが起こる主な原因は、生コンクリートが型枠を押し広げる横方向の力である「側圧(そくあつ)」への対策不足です。
代表的な4つの原因は以下の通りです。
型枠パンクは突然起こるのではなく、事前にいくつかの前兆が現れます。これらのサインを見逃さないことが被害を防ぐうえで重要です。
たとえば型枠からミシミシという異音が聞こえる場合は、内部から過大な側圧がかかっている可能性があります。型枠が膨らんでくる「はらみ」は、側圧に押されて変形が始まっている状態です。セパレーターやフォームタイに異常な張力がかかっている兆候や、コンパネの継ぎ目からモルタルが漏れ始めた場合も危険信号といえます。
これらのサインに気づいた際は直ちに打設の一時停止を判断し、型枠の状態を確認してください。
打設中に型枠パンクが発生した場合は、迅速な対応が被害の拡大を防ぎます。
まず、コンクリートの打設を即座に中止しポンプ車へ停止指示を出します。次に単管パイプやサポートを使い、崩れかけた箇所を突っ張り補強します。あわせて周囲の作業員を退避させ、二次災害の防止に努めてください。
その後、漏れ出したコンクリートを除去して被害範囲を確認します。崩壊箇所の原因を特定し、再発防止のために状況を記録に残すことも欠かせません。
型枠パンクを未然に防ぐには日常的な管理の徹底が重要です。以下の対策を実施してください。
型枠パンクは側圧への対策不足が主な原因で発生します。前兆サインの見極めや緊急時の迅速な対応に加え、日常の予防策を徹底して、トラブルを防ぎましょう。質の高い現場づくりのために、型枠管理の意識をさらに高めていくことが大切です。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製
引用元:三基型枠工業
http://www.sankikatawaku.co.jp/
引用元:株式会社フォービル公式HP
https://kwa5ykjyax.lp-essence.com/
引用元:戸田工業株式会社公式HP
https://www.toda-mold.co.jp/