消波ブロック用などの大型鋼製型枠「メタルフォーム」を取り扱っています。コンクリート打設用の鋼製型枠で、土木、建築の各種構造に使用することが可能。UクリップやLピンなどが施されているため、組立や解体も容易です。
大型板金加工が可能な設備を備えているため、100トンクラスの消波ブロック用の大型型枠にも対応することができます。3DCADを導入しているため、データを送信するだけで図面データの展開を行いながら、精度の高い型枠を製造することが可能です。
1953年、大阪市でコンクリートブロック用の金属製型枠の設計や製作を手掛ける個人企業としてスタートしました。海岸線を侵食から守るための消波ブロックの製造に欠かせない型枠を取り扱うメーカーとして、40年以上にわたって型枠製造技術を蓄積しています。
大型鋼製型枠の製造以外に、型枠の整備や修理、入出荷業務の代行や運送業務にも対応。3DCADやレーザー技術を駆使して精密板金も手掛けており、総合版金のスペシャリストが揃っています。
長年の経験や実績から100トンクラスの消波ブロックの鋼製型枠から1円玉大の精密板金加工まで、高い精度でフレキシブルに対応できる技術を有しています。さまざまな材料で複雑な加工も可能。形になっていないアイデアレベルのものから量産製品化まで対応することができます。
ISO9001(※)、エコアクション21(※)の認証を取得しており、品質や環境負荷軽減を重視したモノづくりを実施。配電盤ボックスや蓄電池ボックスの製造にも対応可能です。
メタルフォームは、消波ブロック用の金型製造から事業をスタートした会社であるため、消波ブロックのほか、根固め、漁礁ブロック製造を目的とした鋼製型枠の製造に実績があります。
メタルフォームのように、土木、建築を目的とした型枠を手掛けるメーカーがある一方で、住宅建築やビル建築などを目的とした型枠を製造しているメーカーもあります。型枠メーカー選びでは、どんな建設物に対応しているかをポイントにすることが大切です。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
メタルフォームは大型の鋼製型枠を取り扱っていますが、金属製、プラスチック製のシステム型枠を手掛けている型枠メーカーもあります。システム型枠は、組立や解体のしやすさから熟練の技術を必要とせず、転用性に優れたものもあるため、工期やコストを大幅に削減することが可能です。
システム型枠はメーカーによって、住宅建築用、ビル建築用、土木建設用など、得意とする分野が異なります。したがって、建設物に合ったシステム型枠を手掛けている型枠メーカーに依頼するようにしましょう。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製