NETISとは、新技術に係わる情報を共有・提供するために、国土交通省が運営しているデーターベースです。公共事業等で活用できる新技術の情報を提供しており、約2,900(2018年5月時点)の技術を掲載。いつでも誰でも無料で利用することができます。
NETISに登録された新技術は、工事現場などで活用され、導入効果を検証して企業にフィードバックされます。開発、活用、検証を繰り返すことにより、技術のスパイラルアップを図ることが目的。技術を活用することでさまざまなメリットを得ることができます。
NETISに登録されている技術を活用すると3つのメリットを得ることができます。1点目は、工事の効率化を推進するために国が利用を促進しているため、公共工事の入札時に加点評価がつくこと。
2点目は、現場の作業効率がアップし、工数や工期の削減ができることです。3点目は、人件費等の経費を削減できるため、コストカットできること。国や企業から評価されている新技術であるため、自社の型枠施工に対する信頼性や技術革新への意欲などをアピールすることもできます。
コンクリート型枠を隅角部まで組立ユニット化することにより、型枠構築の手間を軽減できるFRP製システム型枠。転用回数にも優れていることが特徴。この技術を活用することにより、現場加工・組立の手間を省くことができるとともに、経済性、施工性、リサイクル性の向上、工期短縮を期待することができます。
平面パネルだけでなく、隅各部形成に必要な、2面出隅や2面入隅などの組立ユニットを用意。建築工事や土木工事一般における型枠として活用することができます。
コンクリート構造物の成形式型枠工法で、クリップやボルトにより型枠を連結組立することができ、セパレーターの穴も加工済みであるため、施工が容易で工期の短縮を図ることが可能です。
パネルは樹脂型枠であるため、粉砕してリサイクルすることが可能。プラスチックパネルに変更したため、転用回数も従来の4~5倍に増加。廃プラスチックを原料としており、軽量で施工性が向上するため、省人化、工期短縮、コストカット、環境への配慮も可能です。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製