福井鉄工所で対応しているのは、さまざまなコンクリート二次製品に対応する鋼製型枠です。小物製品はもちろんのこと、土木・建築工事用製品などの超大型製品にも対応できます。
これまでに暗渠製品(道路)、水路製品、橋桁製品などに対応してきました。
非常に多くの設備を導入しているのが福井鉄工所の特徴といえます。約10,000坪もの工場用地を構えており、超大型型枠に対応するため、クレーン設備も豊富に保有している会社です。
短納期、高品質、低価格にこだわっている会社ということもあり、品質にこだわりながらコストを抑えて相談したいと考えている場合にも向いています。
また、福井鉄工所では産業機械部品加工に関する板金事業部の分野にも強いです。もともと創業当時から先代社長が取り組んでいた分野ということもあり、長年知識と経験を積み重ねてきました。
さまざまな業界から依頼を受けており、車両部品のほか、紡織機部品、工作機械部品、電気部品、建設機械部品、防音・防振・免震部品、その他多くの部品加工に取り組んでいます。
福井鉄工所は受注生産の形を取っていることもあり、お客様からの要望を受け、それぞれに適した形で各社のニーズに対応している会社です。完成品までの装置についても受注しているため、相談できることは多いでしょう。
さらに防水板事業部も構えている会社です。電動起上式、ハンドル起上式、手動起上式といったもののほか、スライド式やスイング式、脱着式、防水扉まで多くの防水対策の相談が可能です。
気象変動の影響でゲリラ豪雨や自然災害が発生することが増えているため、防水対策は非常に重要といえます。独自の特許製品の製作にも対応しており、今後事業としてますます力を入れていくことを予定しています。
さらに近年は環境改善のため天井ファン、横型大型ファンの開発にも取り組んでおり、型枠・板金・防水・大型ファンといった4本柱を中心とした会社です。
昭和33年創業の会社ということもあり、これまでに50年以上(※令和5年4月26日確認時点)にわたってコンクリート二次製品の成形用鋼製型枠の設計・製造に取り組んでいます。
独自の型枠方案として各ユーザーの要望を取り入れる形で生産性の高い型枠設計技術を駆使しながら製作を行っている会社です。
福井鉄工所の公式HPには施工事例が掲載されていませんでした。ですが、製造された製品を見てみると、地下に設けられた水路である「暗渠」に関連する製品や、水路製品分野では土留ブロック、可変側溝、水路蓋型枠などに対応してきました。
また、漁礁や消波ブロック、根固めブロックといった港湾製品も多く取り扱っているため、幅広い分野に強いことがわかります。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
福井鉄工所は充実した設備と、これまでに培ってきたノウハウを活かしながら製品の製造に取り組んでいます。
システム型枠の導入について検討しているのであれば、各メーカーの強みや特徴を理解した上で検討することが重要です。
その際、よく確認しておきたいのが、メーカーの得意分野に関することです。システム型枠の製造について依頼する際には、依頼しようと考えている素材の分野を得意としているメーカーを選びましょう。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製