KAWASAKIでは、RC新型枠システムパネル「大匠パネル」を取り扱っています。鉄筋コンクリート建設用の型枠ユニットで、コンクリートを流し込む型枠を簡単に組むことができ、軽量かつ堅牢であることが特徴です。
ベニヤのように切断、穴加工が可能であるため、樹脂パネルと比較して自由度の高い加工が可能。ベニヤ型枠との併用ができるので、RC造の自由度にも対応しやすいと言えます。少ない人材で質の高い施工ができ、工期を短縮することも可能であるためコストカットも可能です。
工務店として創業し、数十年にわたって総合建設業として事業を展開しており、特にRC建築に力を入れています。自社開発した大匠パネルは、リサイクルにも対応しており施工時に釘や加工を必要としないプラモデルのような要領の組立を実現。
建築資材の安定供給で地域や社会に貢献。施工現場の作業効率化、コストダウンとともに、地球環境保護にも貢献しており、常に新たなイノベーションを求めて研鑽を積んでいます。
大匠パネルを採用した工法は、「大匠パネル工法」として、国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されています。熟練工でなくても簡単に施工できるうえに、簡単な組立や解体、運搬、大判スライド工法が可能であるため、従来の工期を1/4に短縮することが可能。
特許取得(特許第6261102号)しているほか、生産から廃棄にいたるまで環境への負荷を軽減できるとして、エコマーク商品にも認定(認定番号18131002)されています。
公式HPには施工事例に関する情報は見つかりませんでした。工務店として創業し、住宅資材やその建築資材の開発や製造、販売をメインに事業を展開しているため、鉄筋コンクリート造りの住宅建築を中心とした型枠を提供しているようです。
型枠メーカーは、住宅建築やビル建築、土木作業など、それぞれに得意とする分野があります。対応建築物に合った型枠メーカーを選べばコストを抑えることにもなる可能性が高いため、賢く選択するようにしましょう。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
KAWASAKIの大匠パネルは、現場で複雑な加工が必要なく、プラスチック製でプラモデルのようにユニットを組むことができるシステム型枠です。現場の作業効率を向上させることができるだけでなく、同じ形での転用が可能であることから環境にも優しいことも魅力。
KAWASAKIがRC造の住宅建築にシステム型枠を採用しているように、同じシステム型枠でも、住宅用、ビル用、土木用など、用途によって適性があります。建築物に合ったシステム型枠を選ぶようにしましょう。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製