玉山製材所では、間伐材を活用したはめ込み式木製化粧パネルを作成しています。景観保護や間伐材使用により、環境問題にも取り組んでおり、その業績から2010年には林野長官賞、2011年には東北経済産業局長賞を受賞(※)。
治山工事などの型枠としてニーズに応じた製品を提供するだけでなく、表面にR加工を施すことも可能であることから、曲面を有する複雑な型枠として使用することもできます。コンクリート構造物の型枠として自然風景や景観にも配慮することが可能です。
1946年に現在の盛岡市に設立して以来、杭材や測量材、トンネル用材などの各種土木資材の製造、販売、木材加工を手掛けています。東北自動車道や東北新幹線の工事現場への資材納品や発電所建設現場への矢板を担うなど、大規模工事現場における実績も豊富です。
手掛ける木製型枠は、美しくて施工が楽であることが特徴。間伐材を山に戻す取り組みにも積極的であるとともに、東北各県や関東方面への土木資材の納品も行っています。
丸鋸製材設備しかなく、ほとんどが手作業の木材加工であった頃から、製材所として事業を展開してきているため、木材に精通しておりさまざまなノウハウを蓄積しています。木製型枠にはR加工を施すこともできるため、複雑な形状にも対応することが可能です。
治山工事に欠かせない杭材は、円柱加工が可能であるため、仕上がりが美しく施工も容易。サイズに関わらず大量注文にも対応することができます。さらに、間伐材を活用した工事用看板やバリケードなどの作成も可能です。
玉山製材所が取り扱うはめ込み式木製化粧パネルは、これまでに、岩手山防災工事、坂本川治山工事(堰堤・木製フトン篭)、枯松沢治山工事、鳴瀬川治山工事、岩沢治山工事、東之股林道改良工事などに施工実績があります。
土木建設をメインとした型枠として活用されていますが、型枠には他にも住宅建築やビル建築に対応するものもあります。対応建設物に合った型枠を選ぶことが大切なポイントとなるため、型枠メーカーは対応建設物で選ぶようにしましょう。
コストカットにつながる!
コンパネ種類別で選ぶ型枠メーカーはこちら
玉山製作所は、治山工事や道路改良工事に活用できる木製型枠を製造、販売しており、土木建設がメインとなっています。軽量で加工もしやすい木製型枠はR加工も可能であるため、現場の型枠加工、施工の負担を軽減することが可能です。
一方で、耐久性に優れ型枠大工のような職人がいなくても施工ができるシステム型枠もあります。組立や解体が簡単で転用性にも優れていることが特徴。木製型枠とシステム型枠を併用すれば、作業効率アップやコストカットにもつながります。
大きく3つに大分される型枠の素材ごとに、おすすめのメーカーをご紹介しています。
・一般的に広く使用されている木製合板
・残材を気にしなくてよいと近年注目の樹脂製
・インフラ土木などでも活躍している鋼製